出先から戻って、家のモニタースピーカーであるTannoy Precision 6Dの音を聞いたら、なぜか定位が右寄になるので「あれ?」っと思ったら、Lchのスピーカーが死んでいた…


「マジか!?」と思い、CUBASEのテストトーンプラグインでホワイトノイズを出してLRの音を聞き比べたら、明らかに違う。
Rchは「サー」って感じの抜けた音なのにLchは「ソォー」って感じ、明らかに抜け悪い音。完全に駄目だ。

「なんでだよ!お前のためにDriverRack PXを買ったんだぞ?なのに、なのに…逝っちまうのかよ!?。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン」

泣いていても仕方ないから、一本買い替えかと思ったら…?
うわっ!一本売りしてねー!!!
ペア売りのみだと?バカか?俺が買った頃は一本売りしてただろうが!
なんだこのぼったくり感。片ch死んだだけでなのに、ペアで買い替えとかネーヨ!

ああ~もういいわ、キレた!総替えだわ。。。

ってなわけで、新しいモニタースピーカーを買うことになった。
DriverRack PXと合わせると、この3日間で結構な出費じゃないか。
個人消費が動いて良かったね、日本。
もちろん日本を応援するためにも、新しく買ったのはYAMAHA MSP7 STUDIOだよ。
日本のメーカーYAMAHAさん、期待してまっせ!

で、最後にPrecision 6Dの葬儀代わりに今まで使ってみた感想を書いておこうかな。

(長所)
Precision 6Dは一つ一つの音がしっかり聴き取れるスピーカー。
ミックスでたくさんの音が混ざった時でも、小さく鳴っている音を見失わずに聴き取れる。
オケの中でこの音はどうすれば際立つかとか、ここを抑えればあの音との兼ね合いが上手くいくなとか、そういったミックス時の様々な答えを導き出してくれるような音でした。
他人からミックス頼まれた時も、「この人はきっとこの音をこうしたいんだろう」みたいな意思も感じ取りやすかったです。
ホント、ミックス向きの音でしたね。

(短所)
一方で、作曲やアレンジには向かないスピーカーという印象。
こいつが作り出す音場が広いせいか、どんな音を鳴らしてもどこかしら寂しさというか、物足りなさを感じてしまう。もっと何かしなきゃいけないような気にさせられる。
作曲/アレンジ段階では、とりあえずガンガン音を足していって「おお!カッコよくなってきたぜー!」みたいに制作者を褒めて、ナルシズムを喚起させてくれるようなスピーカーがいいんですよね。
こいつの音はそれとは真逆、一言でいうなら「ドS女王様な音」でした。。。
それからリスニングにも不向きですね。どんな曲もすごく淡々と鳴らすんで、このスピーカーの音質には感動できても聴いてる曲には感動しにくくなるかも。
分析目的のリスニングには良いですけど。

というわけで、私が誰かからこのスピーカーを購入するにあたって助言を求められたならこう言う。

相手がミキサーさんなら→「すごくいいですよ!CP高いし、買って損はないでしょう!」
相手が作曲者/アレンジャーさんなら→「買わない方がいいですよ。ヒドイ目に合います。。。」
相手が聴き専の方なら→「頼むから買わないで…粗が、粗が見えてしまう。。。」

まぁ、スピーカーに求める「良い音」は使う側の立場が変わればその意味も変わるって事ですね。

では、ミキサーさんと、ドMな作曲者/アレンジャーさんはどうぞ↓

大人気! 英国伝統
大人気! 英国伝統"同軸"レコーディングモニタースピーカー【在庫稀少】TANNOY (タンノイ)/ PRECISION 6D 【ペア】『Activ-Assistプレゼント』